ヨーロッパ周遊7日間・10日間におすすめのeSIM

ヨーロッパ周遊を計画していると、現地でのスマホ利用をどうするか悩む人は多いのではないでしょうか。

ローミングやWi-Fiレンタルなど方法はいくつかありますが、手軽さとコスパの良さで人気なのが「eSIM」です。

この記事では、ヨーロッパ周遊7日間・10日間におすすめのeSIMをランキング形式で厳選紹介します！

ヨーロッパ周遊7日間・10日間におすすめのeSIMベスト3

ヨーロッパ周遊で使えるeSIMサービスは数多くありますが、「結局どれを選べばいいの？」と迷ってしまう人も多いはず。

そこで、16のeSIMサービスを比較し、料金・使いやすさ・安心感のバランスを踏まえて、ヨーロッパ周遊7日間・10日間におすすめのeSIMを1位から3位まで厳選しました。

比較表 

サービス名	7日プラン	10日プラン	利用可能な国と地域数
1位 きもちeSIM	＜33か国＞ 300MB/日 1,298円 500MB/日 914円 800MB/日 1,034円 1GB/日 1,153円 2GB/日 2,067円 3GB/日 2,787円 7日で1GB 842円 7日で3GB 770円 7日で5GB 1,106円 7日で10GB 1,731円 7日で15GB 3,029円 7日で20GB 2,981円 ＜42か国＞ データ無制限 3,937円 7日で20GB 3,283円	＜33か国＞ 300MB/日 1,721円 500MB/日 1,250円 800MB/日 1,395円 1GB/日 1,442円 2GB/日 2,884円 3GB/日 3,943円 10日で1GB 889円 10日で3GB 817円 10日で5GB 1,203円 10日で10GB 1875円 10日で15GB 3,126円 10日で20GB 3,557円 ＜42か国＞ データ無制限 5,548円 10日で20GB 3,426円	33か国プランと42か国プランあり
2位 JapanConnect eSIM	データ無制限 3,480円 7日で3GB 980円 7日で10GB 1,680円	データ無制限 4,480円	34
3位 KKday	電話番号付き 14日プラン 14日で12GB 4,578円 14日で30GB 6,892円		50
Glocal eSIM	データ無制限 3,780円		35
World eSIM	データ無制限 3,980円 7日で3GB 1,480円	データ無制限 5,180円	35
TRAVeSIM	7日で1GB 500円	データ無制限 5,250円	42
eSIM-san	データ無制限 4,569円 500MB/日 1,395円 1GB/日 2,158円 2GB/日 3,134円 3GB/日 4,139円	データ無制限 6,262円 500MB/日 1,892円 1GB/日 3,015円 2GB/日 4,316円 3GB/日 5,824円	33
Airalo	7日で1GB 800円	データ無制限 5,350円	42

1位 きもちeSIM	プランが豊富で安い！ 自分の使いたいデータ量が見つかる
2位 JapanConnect eSIM	初めてでも安心！もしもの時の返金制度あり データ無制限がお得
3位 KKday	電話番号つき 旅行中に通話したい人はこれ！

【おすすめ1位】きもちeSIM

きもちeSIMは、ヨーロッパをはじめ120以上の国と地域で利用できる海外向けeSIMサービスです。

インターネット環境さえあれば海外からでも購入でき、公式サイトでは購入方法やインストール方法を動画付きでわかりやすく解説しています。

＜基本情報＞

運営会社	株式会社DDM
サポート	メールフォーム・LINE 日本語対応
受け取り方法	QRコード
利用可能な国と地域数	33か国プラン／42か国プラン
有効期間	90日／180日

「きもちeSIM」には、33か国プラン と 42か国プランの2種類があります。おすすめはコスパの良い33か国プランです。

自分の使いたいデータ量に合ったプランがきっと見つかるはずです。

＜価格＞

	日ごとデータ量	合計データ量	データ無制限
7日間（33か国）	300MB 1,298円 500MB 914円 800MB 1,034円 1GB 1,153円 2GB 2,067円 3GB 2,787円	1GB 842円 3GB 770円 5GB 1,106円 10GB 1,731円 15GB 3,029円 20GB 2,981円
7日間（42か国）		20GB 3,283円	3,937円
10日間（33か国）	300MB 1,721円 500MB 1,250円 800MB 1,395円 1GB 1,442円 2GB 2,884円 3GB 3,943円	1GB 889円 3GB 817円 5GB 1,203円 10GB 1875円 15GB 3,126円 20GB 3,557円
10日間（42か国）		20GB 3,426円	5,548円

価格は公式サイト参考（2025年9月時点）

42か国プランにはデータ無制限プランもありますが、無制限を希望するならおすすめ2位の「JapanConnect eSIM」の方が料金的にお得です。

一方、33か国プランでも日本人に人気のヨーロッパ主要国はしっかりカバーされています。

データ量の目安は、標準的なユーザー（検索・SNS・地図・写真や短い動画の投稿）の場合、1日あたり0.5GB〜1GBです。

動画視聴や長めの動画投稿をするなら、1日1〜2GBあると安心。

＼ プランが豊富で選びやすい！ ／

【おすすめ2位】JapanConnect eSIM

JapanConnect eSIM（ジャパンコネクト・イーシム）は、ヨーロッパをはじめ133か国で利用できる海外向けeSIMサービスです。

＜基本情報＞

運営会社	BeaconLink合同会社
サポート	LINE 日本語対応 年中無休 9:00〜18:00
受け取り方法	QRコード
利用可能な国と地域数	34
有効期間	購入日より60日間

7日間で3,480円、10日間でも4,480円と、今回比較したeSIMの中で1番安いです！

対応国は34か国とやや少なめですが、ヨーロッパの主要な観光国はしっかりカバーされています。

＜価格＞

	7日間	10日間
データ無制限 （電話番号なし）	3,480円	4,480円
合計データ量タイプ （電話番号なし）	3GB 980円 10GB 1,680円

価格は公式サイト参考（2025年9月時点）

「動画もSNSも容量を気にせず楽しみたい」「旅先で仕事のやり取りもあるからデータ制限が心配」という人には、データ無制限プランがおすすめです。

購入から30日以内かつ未インストールならキャンセル可能という無償保証があり、初めてeSIMを使う人でも気軽に試せますよ！

 キャンセルの詳細については、「JapanConnect eSIM」公式サイトで確認できます。

【おすすめ3位】KKday

おすすめ3位は、フランスの大手通信会社 Orange（オランジュ）のeSIMです。

旅行予約サイト「KKday」（日本語対応サイト）から購入でき、安心して手続きできます。

ヨーロッパ周遊向けのeSIMはデータ通信専用（電話番号なし）のものが多いですが、このeSIMは電話番号付き。

このeSIMは14日間有効なので、7日間・10日間の旅行にぴったりではありませんが、使えます。

帰国後は、端末からeSIMを削除するか、データローミングをオフにしてください。

＜価格＞

12GBデータ＋ヨーロッパ内通話・SMS使い放題＋国際通話30分＋海外SMS200件	4,578円
30GBデータ＋ヨーロッパ内通話・SMS使い放題＋国際通話120分＋海外SMS1000件	6,892円

価格は公式サイト参考（2025年9月時点）

eSIMには、フランスの電話番号が付与され、プラン内のヨーロッパ諸国への通話は無制限、国際通話は30分または120分可能です。

 通話は標準的な市内通話と携帯電話での通話に限定され、別途料金が必要な有料通話は除きます。

ヨーロッパ周遊7日間・10日間におすすめのeSIMの選び方

eSIMの基礎知識

まず、そもそもSIMとは、スマホに電話番号や契約情報を登録して、モバイル通信（通話やインターネット）を使えるようにする小さなカードのことです。

eSIMはこのSIMを物理カードではなくスマホ内に内蔵する形で提供する仕組みです。

ヨーロッパ周遊でも、空港でSIMを買う必要がなく、日本で事前に準備できるのが便利です。

※eSIMの詳しい使い方は、以下の記事で解説しています。
「海外旅行におすすめのSIM・eSIM｜選び方と使い方もやさしく解説」

価格とプランの特徴

eSIMの料金は、プランの種類やデータ量によって幅があります。

大きく分けると、データ無制限プラン、日ごとデータ量プラン、合計データ量プランの3タイプです。

データ無制限プラン

データ量を気にせず使えるのが最大のメリットです。

7日間の無制限プランは 3,500円〜6,630円程度が相場（一部には8,000円を超える高額なプランもあり）

10日間の無制限プランは 4,500円〜7,000円程度が相場（一部には9,000円を超える高額なプランもあり）

日ごとデータ量プラン

1日ごとに使えるデータ量が決まっているタイプで、旅行日数が短い場合に向いています。

1GB/日のプランなら、7日間 1,200円～3,200円くらい・10日間 1,400円～4,300円くらいで利用できます（一部には6,000円を超える高額なプランもあり）

合計データ量プラン

旅行全体で使えるデータ量が決まっているプランです。

標準的なユーザー（検索・SNS・地図・写真や短い動画の投稿）の場合、7日間・10日間なら7〜10GBが目安。

料金の目安はこんな感じです 

7日間で10GB	1,700円～4,100円くらい
10日間で10GB	1,900円～4,100円くらい

データ量の目安

ヨーロッパ周遊（観光・グルメ・ショッピングが中心）の場合、だいたい7日間・10日間なら7〜10GBあれば困らないという人が多いです。

動画やSNSをたっぷり楽しみたい人は、2GB／日以上や無制限プランを選ぶと安心。

▼1GBでできる事の目安はこちら

ニュースサイトの閲覧	3,300ページ
メールの送受信	2,000通
地図アプリの使用	1,000回
動画視聴	標準画質で2～3時間

出典：総務省「携帯電話ポータルサイト」より

さらに、外では地図やLINEなど必要最低限にとどめ、動画やSNS投稿はホテルのWi-Fiで行えばデータを節約できます。

購入のしやすさ・サポート体制

購入のしやすさとサポート体制も重要なポイントです。

基本的にはオンラインで購入し、QRコードが送られてくるパターンが一般的。

サポート体制は、メールフォームやLINE、チャットでの対応が中心です。

購入前に不明点を確認したり、購入後に設定で困ったことを相談できるのは心強いポイント。

ただし、海外のeSIM会社の場合、日本語対応といっても自動翻訳機能を使うケースがあり、完全に日本国内と同じサポート環境ではないこともあります。

購入のしやすさとサポート体制を確認しておくことで、旅行中も安心して通信を利用できます。

ヨーロッパ周遊でスマホを使う方法

ヨーロッパ周遊で快適にスマホを使うためには、あらかじめ通信手段を決めておくことが大切です。

ここでは代表的な方法を紹介し、メリット・デメリットを比べながら、自分に合った使い方を選べるように解説します。

海外ローミングを利用する

海外に行ったときに、日本の携帯会社の回線を使ってスマートフォンをそのまま利用できる仕組みのことです。

日本国内で契約している携帯会社が、現地の通信会社と提携しているおかげで、日本のSIMカードを入れたままでも通話やインターネットが使えるようになります。

＜メリット・デメリット＞

メリット	デメリット
日本のスマホをそのまま使える 設定が簡単	プランによってはデータ容量が限られる 通信料が割高になることがある

＜こんな人におすすめ＞

短期旅行の人や、設定に手間をかけたくない人に向いています。

eSIMを利用する

スマホに内蔵された機能を使ってデータ通信を利用できる方法です。

物理SIMカードを差し替える必要がなく、オンラインで購入・設定できるのが特徴です。

＜メリット・デメリット＞

メリット	デメリット
SIMカードの差し替え不要で簡単に設定できる プランが豊富で料金も比較的リーズナブル	端末がeSIM対応である必要がある 基本的にデータ通信専用で、電話番号付きは少ない

＜こんな人におすすめ＞

手軽に安くインターネットを使いたい人におすすめです。

SIMカードを利用する

現地や日本でプリペイドSIMカードを購入して差し替える方法です。

ヨーロッパの通信キャリアの回線を直接使うことができます。

＜メリット・デメリット＞

メリット	デメリット
通信速度や安定性が比較的良い 現地の電話番号が付くこともある	SIMカードを入れ替える必要がある 設定がやや複雑で初心者にはハードルが高い

＜こんな人におすすめ＞

通信品質を重視する人や、電話番号が必要な人に向いています。

Wi-Fiレンタルを利用する

日本でWi-Fiルーターをレンタルして持ち込み、シンガポールで利用する方法です。

スマホだけでなくPCやタブレットなど複数台を接続できます。

＜メリット・デメリット＞

メリット	デメリット
複数の端末で同時に利用できる 通信が安定している	ルーターを持ち歩く必要がある 紛失や破損のリスクがある

＜こんな人におすすめ＞

家族や友人と一緒に旅行する人や、複数端末を使いたい人におすすめです。

フリーWi-Fiを利用する

ホテルやカフェ、ショッピングモールなどに設置されている無料のWi-Fiを使う方法です。

手軽ですが、セキュリティ面には注意が必要です。

＜メリット・デメリット＞

メリット	デメリット
無料で利用できる 追加の手続きや契約が不要	通信速度や接続が不安定なことがある セキュリティリスクが高く、個人情報の入力には不向き

＜こんな人におすすめ＞

最低限のネット利用で済む人や、費用を抑えたい人に向いています。

まとめ：迷ったらeSIMがおすすめ

ヨーロッパでスマホを使う方法はいくつかありますが、手軽さやコスパを考えるとeSIMがもっともおすすめです。

オンラインで購入でき、設定方法も各eSIMの公式サイトで詳しく紹介されているので初心者でも安心。

「どの方法がいいか迷う…」という人は、eSIMを選んでおけばOK

ヨーロッパ周遊でeSIMを使うときの注意点

ヨーロッパでeSIMを使う前に押さえておきたい注意点をまとめました。

まず、端末がeSIMに対応しているかや、SIMロックが解除されているかを確認することが大切です。

また、ヨーロッパで使える電話番号付きのeSIMはあまりないので、通話が必要な場合の方法についても知っておくと安心です。

端末の対応状況を確認する

すべてのスマホでeSIMが使えるわけではありません。

対応状況は、スマホの取扱説明書やメーカーの公式サイト、携帯キャリアの案内ページなどで確認できます。

機種によっては最新のソフトウェアにアップデートしていないと利用できない場合もあるので、あわせてチェックしておくと安心です。

SIMロックが解除されているかチェックする

海外のeSIMを利用するには、スマホ本体が「SIMフリー」または「SIMロック解除済み」である必要があります。

iPhone（iOS 15以降）

Android（機種によって異なる）

もしSIMロックがかかっている場合は、契約中のキャリアで「SIMロック解除」の手続きを行いましょう。

ヨーロッパのeSIMは、多くはデータ専用

ヨーロッパのeSIMは、多くがデータ専用プランです。

KKdayに電話番号つきプランがあります。

楽天モバイル、ahamoの海外ローミングについては以下の記事で詳しく紹介しています 

 楽天モバイルは海外旅行におすすめ！使い方と注意点をわかりやすく解説

 ahamoの海外利用ガイド｜料金・使い方・注意点をまるごと紹介！

トルコでeSIMを使うときの注意

トルコでは、現在国内でのeSIMのインストールが制限されています。

そのため、トルコ到着後に新たにeSIMを設定することはできません。

 情報は2025年9月時点のものです。

最新の規制や情報については、公式のeSIMプロバイダーや関連機関の最新情報をご確認ください。

ヨーロッパ周遊でeSIMを使う流れ

ヨーロッパ周遊でeSIMを使うときは、購入から利用開始までの流れをあらかじめ理解しておくと安心です。

ヨーロッパ周遊向けのeSIMに関するよくある質問（FAQ）

ヨーロッパ周遊向けのeSIMに関する、よくある疑問をピックアップしました。

ヨーロッパに行く何日前にeSIMを購入すればいい？

多くのサービスは購入後すぐに使えますが、出発前1週間前くらいまでに準備しておくと安心です。

ただし、有効期限（30日以内に利用開始など）があるため、あまり早く買いすぎるのは避けましょう。

スマホが1台しかない場合、QRコードはどうやって読み取る？

1台しかスマホがない場合は、PCやタブレットでQRコードを表示するか、印刷して読み取る方法があります。

多くのeSIMでは、購入後のメールに「SM-DP+アドレス」や「アクティベーションコード」が記載されています。

これを手動で入力すれば設定できます。

不安な場合は、事前に販売元の案内ページを確認しておきましょう。

ヨーロッパでLINEは使える？

ヨーロッパのほとんどの国では、LINEは使えます。

eSIMのデータ通信を使ったメッセージ送受信や通話も可能なので、現地での連絡や家族とのやり取りに便利です。

ロシア訪問中は、WhatsApp、Telegramなど、代替のメッセージアプリを使うのがおすすめです。

ヨーロッパで複数国に行く場合、行く国の数だけeSIMを買う必要がある？

多くのヨーロッパ周遊向けeSIMは、1枚で30か国以上に対応しているので、1枚のeSIMで複数国を旅行できます。

国ごとにeSIMを買い直す必要はありません。

最初の渡航先でeSIMを有効化すれば、その後は国を移動してもスマホが自動で現地回線に接続します。

次は、旅行をさらに快適にする「持っていくと便利なアイテム16選」をチェックしてみましょう。