1週間の海外旅行におすすめのスーツケース｜大きさの目安と人気モデル7選

1週間の海外旅行にはどんなスーツケースがいいの？と迷ってしまいますよね。

この記事では、1週間の海外旅行にちょうど良いスーツケースのサイズや容量の目安を解説するとともに、人気のおすすめモデル7選を紹介します！

1週間の海外旅行におすすめのスーツケースの大きさは？

1週間の海外旅行では、スーツケースの大きさ選びが大切です。

快適に旅を楽しむためには、1週間にちょうど良い容量の目安や、航空会社の預け荷物ルール、スーツケース本体の重さも押さえておくことがポイントです。

サイズの目安

1週間の海外旅行では、スーツケースの容量は60〜80Lが目安です。

夏なら衣類がかさばらず、冬は厚手の服でスペースが必要になるなど、季節によっても必要な容量は変わります。

また、お土産をどれだけ持ち帰るかによっても余裕を持たせたい場合があります。

荷物を減らせる人や衣類を洗濯して着回す人は、少し小さめのスーツケースでも対応できます。

航空会社の預け荷物ルール

海外旅行でスーツケースを使うときは、航空会社の預け荷物ルールも確認しておきましょう。

航空会社ごとに細かな違いはありますが、国際線の場合、多くの航空会社では1人あたりの無料預け荷物は23kg前後が目安です。

以下は、国際線におけるJAL・ANAのエコノミークラスを例にした目安です。

※上位クラスやマイレージ上級会員では異なります

国際線の無料預け荷物

航空会社	サイズ	重量・数
JAL	3辺の合計が203cm以内	23kg×2個まで
ANA	3辺の合計が158cm以内	23kg×2個まで （運賃によって0個の場合もあり）

※キャスターやハンドルもサイズに含む

上記は、2025年8月現在の情報です。

航空会社の規定は変更されることがあります。

詳しくは各社の公式サイトをご確認ください 

JAL公式サイト

ANA公式サイト

LCCでは、荷物のサイズや重量が厳しく制限されており、預け荷物は別料金になることがほとんど。

予約時にあらかじめ確認しておくことが大切です。

重量について

スーツケースの重量は、移動のしやすさに直結します。

特に女性や年配の方は、軽量タイプのスーツケースがおすすめです。

1週間程度の旅行なら、軽量タイプのスーツケース本体の重さは3〜4kg以内が目安です。

本体が軽ければ、空港や電車・バスでの移動もラクになります。

最近は軽量素材を使ったハードケースが多く、ソフトケースより軽い場合もあります。

一方、ソフトケースは外ポケットがあってチケットや書類を取り出しやすく、多少荷物が増えても収納に融通が効くのがメリット。

1週間の旅行で使うなら、基本はハードケースがおすすめですが、用途によってはソフトケースも便利です。

スーツケースの選び方全般については、こちらの記事で詳しく解説しています 

 スーツケースの選び方ガイド｜初心者でも失敗しないポイントを解説

海外旅行1週間用スーツケース7選｜上質モデルからコスパ重視まで

信頼できる上質ブランドから、コストパフォーマンスに優れたモデルまで、幅広くおすすめのスーツケースを7点紹介します。

気になるスーツケースが見つかる早見表 

＜上質モデル＞

サムソナイト Lite-Box	75L／2.6kg トップクラスの超軽量
プロテカ エアロフレックスDX2	71L／3kg サイレントキャスター キャスターストッパーあり

＜機能充実モデル＞

エース ディフェレンス	65（拡張時77）L／4.5kg 拡張機能 キャスターストッパーあり
スカイル CORSTONE	70L／4kg 洗濯可能な内装生地 キャスターストッパーあり
イノベーター INV70	75L／4.2kg キャスターストッパーあり HINOMOTOの静音キャスター

＜ソフトタイプ＞

アジア・ラゲージ TRIPLAYER

65（拡張時75）L／3kg 拡張機能

＜コスパ重視＞

アメリカンツーリスター ブリンク

77（拡張時85）L／3.9kg 拡張機能

上質モデル

旅行の荷物をしっかり守りながら、軽さや使いやすさにもこだわりたい方には、上質なモデルがおすすめです。

ここでは、世界的ブランド「サムソナイト」の超軽量モデルと、日本製ならではの高品質を誇る「プロテカ」のフルスペックモデルを紹介します。

Samsonite（サムソナイト）Lite-Box スピナー69

「Lite-Box」は、革新的な技術により開発された、軽量ですぐれた衝撃耐性を誇るCurv®素材のスーツケース。

最新技術を取り入れ細部にまでこだわった設計で、旅行はもちろんビジネスシーンにもマッチするプレミアムなシリーズです。

荷物がたくさんになる海外旅行では、スーツケース自体が軽いと扱いやすくて大きなメリットになりますよ。

＼Lite-Box スピナー69のスペック／

主な素材	Curv®（カーヴ）
容量（約）	75L
重量（約）	2.6kg
サイズ（約）	69 x 46 x 27cm キャスター・ハンドルを含む外寸表記
旅行日数の目安	4～6泊
価格	¥106,700

価格は公式サイト参考（2025年9月時点）

内装にはファスナー付きの仕切りがあり、開けたときに荷物が飛び出さず、整理整頓もしやすいです。

角の部分はスーツケースの弱点になりがちですが、Lite-Boxはコーナーをしっかり補強することで、丈夫さとデザイン性を両立しています。

一般的に70〜80Lサイズのスーツケースは 4kg前後が標準的な重さ なので、それと比べてもかなり軽いです。

3kgを切るモデルは本当に少なく、他にはなかなか無い軽さ。

PROTECA（プロテカ）エアロフレックスDX2 71L

「エアロフレックス DX2」は、軽さと強さを追求したフルスペックラゲージです。

独自開発の新素材「クロスファイバー」を採用し、従来の素材に比べてさらなる軽量化と強靱性の向上を実現！

強い力が加わっても、元の形状に戻ろうとする高い復元性を備え、軽さと丈夫さを両立しています。

＼エアロフレックス DX2 92Lのスペック／

主な素材	ポリプロピレン
容量（約）	71L
重量（約）	3.1kg
サイズ（約）	68 x 46 x 29cm キャスター・ハンドルを含む外寸表記
旅行日数の目安	5～7日
価格	¥93,500

価格は公式サイト参考（2025年9月時点）

内装は片側にはファスナー付きの仕切り、反対側には荷崩れ防止のストラップが付属しています。

プロテカ独自の「サイレントキャスター®」を採用し、移動中の体感音量を大幅に軽減！

さらに、摩擦抵抗を極限まで抑えた「ベアロンホイール®」を搭載することで、すべるように滑らかな走行と高い耐久性を実現しました。

手元のスイッチで簡単に操作できるキャスターストッパー機能を搭載。

揺れる電車の中や、傾斜のある場所などでその実力を発揮します。

プロテカのフルスペックモデルらしく快適さと安心感を兼ね備えています。

機能充実モデル

ここでは、多機能で使いやすく、価格も比較的手に取りやすいモデルを3つ紹介します。

フロントオープンや拡張機能など利便性に優れたモデルから、防犯性や静音性にこだわったタイプまで、実用性を重視したラインナップです。

気になるスーツケースが見つかる早見表 

エース ディフェレンス	65（拡張時77）L／4.5kg 拡張機能 キャスターストッパーあり
スカイル CORSTONE	70L／4kg 洗濯可能な内装生地 キャスターストッパーあり
イノベーター INV70	75L／4.2kg キャスターストッパーあり HINOMOTOの静音キャスター

ACE（エース）ace.TOKYO ディフェレンス 65/77L

2WAYオープン仕様のスーツケース「ace.TOKYO ディフェレンス」

容量を増やせるエキスパンド機能やキャスターストッパーなど、便利な機能が充実したシリーズです。

＼ディフェレンス 65/77Lのスペック／

主な素材	ポリカーボネート
容量（約）	65（拡張時77）L
重量（約）	4.5kg
サイズ（約）	66 x 46 x 28（拡張時32）cm キャスター・ハンドルを含む外寸表記
旅行日数の目安	5～7日
価格	¥41,580

価格は公式サイト参考（2025年9月時点）

2WAYオープン式のスーツケース。

空港やホテルなどの狭い場所でも使いやすい「フロントオープン」と、従来の「中央ファスナー開閉」の2通りで開けられる便利なアイテムです。

中央オープン時の内装は、荷物のこぼれ落ちを防ぐ両面仕切り付き。

片面には、整理整頓に便利なファスナーポケットが2つ付いています。

ファスナーを開けるだけで容量を増やせる、エキスパンダブル機能付き。

65Lから77Lまで容量を調整できます！

便利なキャスターストッパーを搭載。

ハンドル下のボタンをスライドするだけで、簡単にロック・解除が切り替えられます。

旅行の荷物は季節やお土産で増減するもの。

容量を拡張できるエキスパンダブル機能付きなら、状況に合わせて便利に使えますよ！

SKYL（スカイル）oltimo CORSTONE Mサイズ

スカイル（旧ロジェールジャパン）は、日本のスーツケースブランドで、機能性とおしゃれを兼ね備えたラインナップが魅力です。

oltimo CORSTONEは、新開発のABS樹脂「MERITフレーム」を採用したスーツケースです。

ラバー製のようなたわみがなく、金属製のように重くならず、強さと軽さを両立しています。

＼CORSTONE Mサイズのスペック／

主な素材	ポリカーボネート
容量（約）	70L
重量（約）	4kg
サイズ（約）	68.5 x 45 x 28.5cm キャスター・ハンドルを含む外寸表記
旅行日数の目安	5～7日
価格	¥39,600

価格は公式サイト参考（2025年9月時点）

内装は両面仕切り付きで、荷物のこぼれ落ちを防ぎます。

さらに、内装生地はファスナーで取り外し可能なので、汚れたときは洗濯して清潔に保てます！

日乃本錠前と共同開発した60mmサスペンションキャスターを搭載。

サスペンションが走行時の騒音を抑え、ボディへのダメージを軽減します。

日乃本錠前は、スーツケースのキャスターやパーツを製造する日本のメーカーです。
耐久性と走行性を兼ね備えたキャスターは、高く評価されています。

ダイヤルとシリンダーキーのどちらでも使えるTSロック「ロジェールロック」を搭載。

万が一、旅先でキーを無くしてもダイヤルロックで開けられるので安心です。

洗える内装にストッパー付きキャスター、ダイヤル／鍵の両対応ロックと便利機能が充実。

innovator（イノベーター）INV70

「INV70」は、縦にスマートなデザインが特徴のスーツケース。

幅が狭くなることにより人とのすれ違い、エスカレーター、電車内など、スムーズに移動することができます。

軽量で強度のあるポリカーボネート製ボディには、キズが目立ちにくいエンボス加工を施し、長くきれいに使える一台です。

＼INV70のスペック／

主な素材	ポリカーボネート
容量（約）	75L
重量（約）	4.2kg
サイズ（約）	70 x 41 x 34（拡張時32）cm キャスター・ハンドルを含む外寸表記
旅行日数の目安	6～7日
価格	¥28,600

価格は公式サイト参考（2025年9月時点）

縦にスリムな形状で、通常のスーツケースより長さ・厚みのある荷物を入れることができます。

また、片面（左側）は、荷物を分別収納できる様、２分割仕様。

静粛性・耐久性・快適性に優れたHINOMOTO社製の Lisof キャスターを採用。

360度回転する 双輪キャスターで安定走行性能をさらにアップ！

HINOMOTOは、スーツケースのキャスターやパーツを製造する日本のメーカーです。
耐久性と走行性を兼ね備えたキャスターは、高く評価されています。

手元のスイッチで操作できるキャスターストッパーを搭載。
電車内や坂道などでスーツケースが動かないようしっかり固定できます。

ソフトタイプ

 ASIA LUGGAGE（アジア・ラゲージ）TRIPLAYER 65/75L

「TRIPLAYER」は、軽量で拡張も可能なソフトキャリー。

ダイヤル式TSロックに加え、ファスナーに南京錠を取り付けられる仕様で高いセキュリティを確保しています。

＼TRIPLAYER 65/75Lのスペック／

主な素材	ポリエステル
容量（約）	65（拡張時75）L
重量（約）	3kg
サイズ（約）	70 x 45.5 x 28（拡張時32）cm キャスター・ハンドルを含む外寸表記
旅行日数の目安	5～7日
価格	¥26,180

価格は公式サイト参考（2025年9月時点）

フタ部分を薄く、メイン収納部を深く設計したフロントオープンタイプで、厚みのある荷物もスムーズにパッキングできます。

内装には、アクセントカラーがあしらわれたポケットや荷崩れを防ぐストラップが付いています。

ファスナーを開けるだけで容量を増やせる、エキスパンダブル機能付き。

65Lから75Lまで容量を調整できます！

コスパ重視

 American Tourister（アメリカンツーリスター）ブリンク スピナー70

「ブリンク」は、洗練された美しいデザインと機能性を兼ね備えたモデルです。

必要に応じて収納力をアップできるエキスパンダー機能を搭載しており、旅行スタイルに合わせて使えるのが魅力。

＼ブリンク スピナー70のスペック／

主な素材	ABS
容量（約）	77（拡張時85）L
重量（約）	3.9kg
サイズ（約）	70 x 46 x 31（拡張時34）cm キャスター・ハンドルを含む外寸表記
旅行日数の目安	4～6日
価格	¥16,500

価格は公式サイト参考（2025年9月時点）

内装は、片面がファスナーポケット付きの仕切りで、もう片面には荷崩れを防ぐクロスベルトが付いています。

ファスナーを開けるだけで容量を増やせる、エキスパンダブル機能付き。

77Lから85Lまで容量を調整できます。

この記事では、1週間の海外旅行におすすめのスーツケースについて紹介しました。

次は、旅行をさらに快適にする「持っていくと便利なアイテム16選」をチェックしてみましょう。