旅の楽しみのひとつといえば、現地のグルメ。
でも実際に海外に行ってみると、「ちょっと味が合わない…」「胃が疲れてきた…」なんてこと、ありませんか?
そんなときに助けになるのが、日本から持って行ったいつもの食べ物です。
とはいえ、海外への食品の持ち込みにはルールが……。

うっかり禁止品を持って行ってしまうと、没収されるだけでなく、最悪の場合は罰金が科されることもあります
この記事では、食品を持って海外旅行に行く際の注意点や、あると便利なおすすめ食品・グッズ、そして持参するメリットまで、旅行前に知っておきたいポイントをまとめました。
「日本の味が恋しくなるかも……」と思ったら、ぜひ読み進めてみてください。
【注意】海外旅行で食品を持ち込むときのルール


国によって食品の持ち込みに制限があるため、事前の確認が大切です。
まず知っておきたいのは、「肉類・乳製品・果物・野菜」の多くが持ち込み禁止または制限対象であるということ。
たとえば、オーストラリアやニュージーランドは特に検疫が厳しく、未申告で食品を持ち込んだ場合、高額な罰金が科されることもあります。



持ち込みOKの食品であっても、基本的には申告が必要です
入国カードや税関申告書は、正直に記入しましょう
ルールは国によって異なるため、旅行先の大使館や公式検疫情報サイトで最新の持ち込み規制を確認しておくことをおすすめします。
原材料表示や製造元情報が必要なので、食品の容器は基本的に元のパッケージのまま持ち込むのが鉄則です。
肉由来の成分が含まれている食品は、要注意!
Xでも報告されていますよ↓
オーストラリアに入国する際、友達はカップ麺を没収されてたなぁ。
— karen (@mishou118) June 5, 2019
だから言ったのにー
ちなみに日本から安いレトルトのカレーとかパスタソース大量に買ってったんだけど、入国の際に税関で全部没収されました☺️✨
— ゆてぃとてぃのオトン 5y & 3y 🇦🇺 (@oton_yuttytotty) June 16, 2023
オーストラリアは食料品の持ち込みめっちゃ厳しいので皆さん来る際にはご注意を。 https://t.co/yWggTyygQb
だいぶ前だけどアメリカ旅行行った時友達が持ってたおかきの成分表にチキンエキスって書いてたんだけど、それ見た空港職員にこれはだめですっておかき没収されててびっくりした
— 千畝 (@iskrhaiizo) January 1, 2025
チェックする職員さんはチキンとかミートとか日本語で書いてる見本みたいなの持って確認していた
シンガポールは、チューイングガムの持ち込み禁止!
シンガポールはガム持ち込み禁止だから気をつけてねみんな、、、罰金100万あるよ、、、ポイ捨てとかもめちゃ厳しいからね、、、あとずっと湿気すごいよ
— まも (@mamo_BESTY) January 21, 2025



うっかり禁止食品を持ち込まないように、旅行前にルールを確認しましょう
海外旅行に持参したい、おすすめの食べ物・飲み物7選


海外の食事にチャレンジするのも旅行の楽しみの一つですが、長旅になると「日本の味」が恋しくなる瞬間もありますよね。
時差や体調の変化で食欲が落ちたときにも、手軽に食べられる日本の食品は心強い味方です。
ここでは、スーツケースに忍ばせておきたい「軽くて保存がきく」「お湯さえあればすぐ食べられる」便利な食品・飲み物を7つ紹介します!
原材料に、牛・豚・鶏などの肉エキスや乾燥肉が含まれていない食品を厳選紹介。
アルファ米
アルファ米とは、炊きたてご飯のおいしさをそのままに急速乾燥したものです。
水やお湯を注ぐだけで食べられるアルファ米は、災害用としてもおなじみ。
白米だけでなく、五目ごはんや赤飯など種類も豊富です。



現地の食事が口に合わなかったときも、これがあれば安心
常温で長期保存できるのも魅力です。
私は、こちらの松茸ごはんを旅行に持っていきました。
お湯または水を入れて待つだけで、できあがり!
待ち時間の目安は、お湯で15分、水で60分です。


ごはんの柔らかさや食感が良く、思った以上に美味しかったです。



アルファ米のおにぎりも持っていきました
お湯または水を入れるだけで、おいしい三角形のおにぎりが出来上がります。
待ち時間の目安は、お湯で15分、水で60分です。


インスタントお茶漬け
食欲がないときや、胃が疲れている時にもするっと食べられるインスタントお茶漬け。
お湯をかけるだけでOKです。
フリーズドライのみそ汁
お湯を注ぐだけで本格的な味わいが楽しめるフリーズドライの味噌汁は、海外で恋しくなる日本の味の代表格。
軽量・コンパクトで持ち運びもしやすいです。



具材もいろいろありますよ
私は、こちらのなめこのみそ汁を旅行に持っていきました。
粉のトマトスープなどは海外のスーパーでも買えますが、みそ汁も持っていきたいところ。
慣れ親しんだ味にほっとしますよ。


カップそば・カップうどん
和風の出汁が効いたカップそば・うどんは、洋食などが続いたあとの癒しの一杯。



ラーメンは肉エキスを含むものが多く、旅先のスーパーでも買えるので、日本から持参しない方がよいと思います
▼そば
▼うどん
のど飴
飛行機の乾燥や、長時間の観光でのどを痛めやすい方には、のど飴があると安心です。
欧米では飴が日本より高いので、日本から多めに持っていくのがおすすめ。



アメリカで飴を買おうとしたけど、意外と売って無くて困りました!
グミはあるけど、飴はなかなか無いし高い……
粉末スポーツドリンク
旅先ではつい水分不足になりがち。
そんなときに便利なのが、粉末タイプのスポーツドリンクです。
水に溶かすだけで、ミネラルや塩分が補給できます。



熱中症対策や急な体調不良時の備えにも、持って行くと安心
▼少量(180ml)用
▼1L用
お茶
ペットボトルのお茶は荷物になりますが、ティーバッグや粉末茶なら軽くて便利。
ホテルの部屋でくつろぐ時や、テイクアウトの食事に合わせて飲みたい時に、いつもの緑茶があると快適です。
緑茶(Green Tea)は世界的に人気が高まっており、欧米のスーパーでも比較的手に入りやすくなっていますが、日本のものより薄く、香りが弱いことも。



麦茶やほうじ茶などは海外でほぼ売っていないので、好きな方は日本から持参するのがベストです
▼緑茶、玄米茶、ほうじ茶のセット
▼スティックタイプの麦茶
【便利グッズ】海外旅行に電気ケトルを持っていくと安心


海外旅行で意外と困るのが、お湯が使えないこと。
日本のホテルでは当たり前のように置かれている電気ケトルですが、海外では常備されていない宿泊施設も少なくありません。



特にエコノミーホテルは、電気ケトルがなかったり、あっても衛生面が気になることも
そんなときに頼りになるのが、携帯用のミニ電気ケトル。
海外対応のコンパクトな製品も多く、スーツケースに入れておけば現地で安心してお湯が使えます。



私は、カシムラのワールドポットを持っていきました!


水の容量は0.4L
ケトルの底に電圧を切替えるスイッチがあって、AC100-130V/AC220-240Vの国で使えます。
お茶やスープを飲んだり、フリーズドライ食品に使いました。



ちょっと荷物になりますが、ホテルステイの快適度が大きくアップしますよ
折りたたみタイプの電気ケトルもあり↓
海外旅行に日本食を持参する4つのメリット


海外旅行といえば現地の食文化を楽しむのも醍醐味ですが、「やっぱり日本の味が恋しい……」と思う瞬間は誰にでもあります。
そんな時のために、日本から少しだけ食べ物を持っていくのは、賢い選択です。
ここでは、海外旅行に日本食を持参する主なメリットを紹介します。
現地の食事が合わなかったときの保険になる
海外の料理は、香辛料が強かったり、味が濃すぎたりと、口に合わないことがあります。
とくに長期滞在では、日によって「今日は軽く済ませたい」ということも。
そんなときに、お茶漬けや味噌汁など、胃にやさしい日本食があると安心。



食欲がないときや、旅先で体調を崩したときにも心強い味方になります
食費の節約になる
外食が中心になると、どうしても食費がかさみがち。
とくに物価の高い国では、朝食だけでも1,500円以上かかることもあります。
アルファ米やフリーズドライのみそ汁をホテルで食べれば、手軽に節約ができ、浮いた分を観光やお土産に回せますよ。



円安がきつい……!
それにレストランでの食事が続くと、ちょっと気疲れしますしね
時間のない朝や深夜でも食べられる
海外のホテルでは、朝食が付いていない、近くにお店がないという事もあります。



時差ボケで夜中にお腹がすいたり
そんなときでも、持参した軽食があれば大丈夫。
食事の時間を選ばず、自分のペースで食べられるのは大きなメリットです。
気持ちが落ち着く、心の支えになる
旅先では、環境の違いから思った以上に疲れやすくなります。
そんな中で、日本の味を口にするだけで、ほっと安心できる時間が生まれます。
ふだんは何気なく食べている味噌汁や緑茶が、海外では癒しになることも。



いつもの味があるだけで、気持ちに余裕が生まれますよ
この記事では、海外旅行に持参したいおすすめの日本食を紹介しました。
他にも海外旅行に持っていくと便利なものを以下の記事で厳選紹介!
ぜひあわせてご覧ください!


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