
世界一周航空券って何?
旅行好きの方に注目されている「世界一周航空券」。
名前を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?
この航空券を使えば、一度の旅で複数の国を巡ることが可能で、通常の航空券とはまた違った楽しさがあります。
自由な旅を楽しめる一方で、意外と知られていないルールや制限もあるんです。
本記事では、そんな世界一周航空券の基本情報やメリット・デメリットをわかりやすく解説。
さらに、どんな人に向いているのかや、体験談などを交えながら、世界一周航空券の魅力をお伝えしていきます。



この記事を読めば、世界一周航空券の旅のイメージが広がるはずです!
料金などは変更になる場合があります。
世界一周航空券とは?
世界一周航空券の概要をわかりやすく解説します。
世界一周航空券の基本情報


世界一周航空券における世界一周とは、西回りか東回りで進み、太平洋と大西洋を一度ずつ横断し出発地に戻ること。



世界中の国を回ることじゃないんだ



実は、世界一周というより、地球一周ですね
世界一周航空券は、1 回の予約で世界中の複数の目的地を訪れることができる航空券。
イメージしやすいように、世界一周航空券のルート例を挙げます。
<西回りのルート例>
羽田→シンガポール→ロンドン→ニューヨーク→羽田
東回りはその逆です。
通常の航空券との違い
通常の航空券は、ある都市から別の都市への飛行や往復旅行など、1回の移動に使用します。



東京からニューヨークへなど、直接的な移動に使用されます
世界一周航空券は、航空会社のアライアンス(航空グループ)によって提供され、複数の目的地を訪れることができます。
目的地が多い長い旅行に適しており、フライトごとに別々の航空券を買うよりも安いです!
ただし、旅行日数やルートの決まりなどの制限があります。


ルールについては、この先の項目で詳しく解説します。
世界一周航空券は3種類ある
世界一周航空券は3種類あります(2025年1月現在)
スターアライアンス、ワンワールドは、航空会社のアライアンスです。
スターアライアンス世界一周航空券は、スターアライアンスが販売。
ワンワールド・エクスプローラー世界一周航空券とグローバル・エクスプローラー世界一周航空券は、ワンワールドが販売しています。



ANAはスターアライアンスに、JALはワンワールドに加盟
3種類の世界一周航空券について解説します。
スターアライアンス世界一周航空券
スターアライアンスの世界一周航空券で利用できる航空会社は、スターアライアンスに加盟している25社です。
スターアライアンスの世界一周航空券は、マイル制。
距離によって、STAR 1(29,000マイル以内)、STAR 2(34,000マイル以内)、STAR 3(39,000マイル以内)に区分けされています。



距離とフライトクラスで料金が決まります
クラス | STAR 1 (29,000マイル以内) | STAR 2 (34,000マイル以内) | STAR 3 (39,000マイル以内) |
---|---|---|---|
ファースト | 1,141,000円 | 1,344,000円 | 1,504,800円 |
ビジネス | 705,500円 | 822,000円 | 958,900円 |
プレミアムエコノミー | 553,800円 | 632,300円 | 734,800円 |
エコノミー | 358,900円 | 422,700円 | 494,600円 |
各種税金、燃油サーチャージなどは含まず
▼スターアライアンスの世界一周航空券の詳細は、以下の記事をご覧ください。


ワンワールド・エクスプローラー世界一周航空券(大陸制)
ワンワールド・エクスプローラーで利用できる航空会社は、ワンワールドに加盟している14社です。



JAL、アメリカン航空、カタール航空など
世界が6つの大陸に区分され、行く大陸数とフライトクラスで値段が決まります。
- アジア
- オセアニア
- 北米・中米
- 南米
- ヨーロッパ・中東
- アフリカ
例えば、羽田→シンガポール→ロンドン→ニューヨーク→羽田のルートなら、アジア→ヨーロッパ・中東→北米の3大陸です。
クラス | ファースト | ビジネス | エコノミー |
---|---|---|---|
3大陸 | 1,204,000円 | 787,600円 | 368,500円 |
4大陸 | 1,419,000円 | 936,500円 | 390,100円 |
5大陸 | 1,644,300円 | 1,074,300円 | 460,700円 |
6大陸 | 1,794,200円 | 1,173,900円 | 533,500円 |
各種税金、燃油サーチャージなどは含まず
▼ワンワールドの世界一周航空券の詳細は、以下の記事をご覧ください。


グローバル・エクスプローラー世界一周航空券(マイル制)
ワンワールド・エクスプローラー世界一周航空券(大陸制)もグローバル・エクスプローラー世界一周航空券(マイル制)もワンワールドが販売しています。
グローバル・エクスプローラーで利用できる航空会社は、21社あります。



ワンワールド加盟航空会社に加え、ジェットスター航空、ウエストジェットなども利用可
グローバル・エクスプローラーは、マイル制。
距離によって、29,000マイル以内、34,000マイル以内、39,000マイル以内に区分けされています。
クラス | ファースト | ビジネス | エコノミー |
---|---|---|---|
29,000マイル以内 | 設定なし | 設定なし | 390,100円 |
34,000マイル以内 | 1,419,000円 | 936,500円 | 460,700円 |
39,000マイル以内 | 設定なし | 設定なし | 533,500円 |
各種税金、燃油サーチャージなどは含まず
買い方
世界一周航空券の予約・購入方法は、以下の通りです。
- スターアライアンス公式サイトのツールから
Book & Fly ツールを利用 - ANAに電話する(ANA便を利用する場合)
ANAお問い合わせ窓口:0570-029-767 - 旅行代理店に依頼する
- ワンワールド公式サイトのツールから
- JALに電話する(第1区間がJAL便の場合)
国際線お問い合わせ窓口
JALマイレージバンク(JMB)会員:0570-025-103
会員以外:0570-025-031 - 旅行代理店に依頼する
ワンワールド・エクスプローラー世界一周航空券(大陸制)もグローバル・エクスプローラー世界一周航空券(マイル制)もワンワールドが販売していて、買い方は同じです。
世界一周航空券の基本的なルール
世界一周航空券の基本的なルールを以下の7つに分けて、わかりやすく解説します。
移動方向
世界一周航空券の大前提として、西回りか東回りで進み、太平洋と大西洋を一度ずつ横断し出発地に戻る必要があります。
基本的に逆行は不可です。



日本(アジア)→スイス(ヨーロッパ)→シンガポール(アジア)のようなルートは組めません
期間
スターアライアンスの世界一周航空券
最低旅行日数 | エコノミーは3日以上 プレミアムエコノミー、ビジネス、ファーストは10日以上 |
最大旅行日数 | 1年 |
ワンワールド・エクスプローラー世界一周航空券(大陸制)、グローバル・エクスプローラー世界一周航空券(マイル制)
最低旅行日数 | 最低旅行日数の決まりは無し |
最大旅行日数 | 1年 |
フライト数
世界一周航空券のフライト数は、最大16区間です。
ワンワールド・エクスプローラー世界一周航空券(大陸制)とグローバル・エクスプローラー世界一周航空券(マイル制)では、1大陸の最大フライトは4区間(大陸制の場合、北米は6区間OK)までという決まりがあります。
途中降機(24時間を超える滞在)の回数
スターアライアンス | 2~15回 同一国では3回まで(アメリカは5回まで) 同一都市では1回のみ |
(大陸制・マイル制) | ワンワールド最低2回 出発大陸では2回まで |
乗り換え(24時間未満)の回数
スターアライアンス | 同一都市で3回まで 旅行の出発国では、国内線および国際線の乗り換えは4回まで その他の国では、国際線の乗り換えは4回まで |
(大陸制・マイル制) | ワンワールド同一国内での国際線の乗り換えは4回まで |
オープンジョー
オープンジョーとは、フライトの出発地と次のフライトの出発地が異なることを意味します。
例えば、こんな感じ▼
羽田→シンガポール→ロンドン→パリ→チューリッヒ→ニューヨーク→羽田
上記のルートのロンドン→パリを列車で移動すると、オープンジョーになります。





オープンジョーは、簡単にいうと世界一周航空券のルートで間があく部分
オープンジョー区間もフライトとしてカウントされます。
▼オープンジョーのルール
スターアライアンス | 5区間まで マイル数に含まれ、フライトとしてカウントされる |
ワンワールド(大陸制) | フライトとしてカウントされる |
ワンワールド(マイル制) | マイル数に含まれ、フライトとしてカウントされる |



別手配のオープンジョー区間も、フライト数やマイルに加算されるから要注意
変更・キャンセル
▼変更・キャンセルに関するルールはこちら
フライトの日程変更
スターアライアンス、ワンワールドともに、再発券不要の変更は無料です。
経路の変更
スターアライアンス、ワンワールドともに、変更手数料は125USドル。
経路変更に伴い運賃、諸税、燃油サーチャージが再計算され、支払い済みの運賃を上回る場合は差額を支払う必要があります。
下回る場合の差額の払い戻しは無しです。
キャンセル
出発前
スターアライアンス | 150USドル 旅客自身、近親者もしくは同行者の死亡が証明された場合は、手数料なしで可 |
(大陸制・マイル制) | ワンワールドファースト、ビジネス 運賃の5% エコノミー 運賃の10% 旅客自身、近親者もしくは同行者の死亡や病気が証明された場合は、手数料なしで可 |
出発後
スターアライアンス | 新しい航空券の価格が計算され、元の価格と異なる場合は150ドルを徴収し、差額は返金される |
(大陸制・マイル制) | ワンワールドすでに旅行した区間を適用可能運賃で再計算し、ファースト、ビジネスは運賃の5%、エコノミーは運賃の10%を手数料として差し引き、払い戻す 旅客自身、近親者もしくは同行者の死亡や病気が証明された場合は、手数料なしで可 |
世界一周航空券のメリット・デメリット
世界一周航空券のメリットとデメリットを紹介します。
メリット
1フライトあたりの料金が安い
旅程の各区間ごとに個別の航空券を購入するよりも、大幅に安くなることがよくあります。
世界一周航空券は最大16フライトで、エコノミークラス 358,900円~(各種税金、燃油サーチャージなどは含まず)



1フライトで計算すると、22,431円!
例として、羽田→ニューヨーク(片道)のANAの料金を調べてみました。
▼2025年8月1日の料金
ファースト | 1,856,000円 |
ビジネス | 622,500円 |
プレミアムエコノミー | 368,700円 |
エコノミー | 306,400円 |
各種税金、燃油サーチャージなどは含まず
▼スターアライアンスの世界一周航空券の1フライトあたりの料金(29,000マイル以内で16フライト乗る場合)
ファースト | 71,313円 |
ビジネス | 44,094円 |
プレミアムエコノミー | 34,613円 |
エコノミー | 22,431円 |
各種税金、燃油サーチャージなどは含まず



世界一周航空券は、1フライトあたりの料金が実は格安なんです!
通常の航空券だと高額なビジネスクラスも、世界一周航空券ならお得に乗ることができます。
ハイシーズンでも料金が変らない
年末年始や長期休暇シーズンなどの季節的な需要に応じて変動する通常の航空券とは違い、世界一周航空券の料金は年間を通じて一定です。



2024年の10月にワンワールドの世界一周航空券が値上がりしたように、航空券自体の値段が変ることはあります
有効期限が1年間ある
世界一周航空券は、最長 1 年間有効です。
長期の旅行が可能!
さらに、スターアライアンスの世界一周航空券の場合、ルートによっては日本に一時帰国することもできます。
旅行を分割すれば、一度に長期休暇がとれない方でも世界一周できるかもしれません。



ゴールデンウィークに旅に出て、一時帰国後に夏休みに再度出発!なんてことも可能です
デメリット
ルールが複雑
目的地、途中降機、走行距離に関する制限が含まれることが多いため、利用規約を理解するのは大変です。



スターアライアンスとワンワールドのツールにルートを入力すると、ルールに反していないかチェックできます
▼各アライアンスの世界一周航空券のツールはこちら
アライアンス内の航空会社に限られる
選択したアライアンス内の航空会社のフライトのみを予約できるため、航空会社の選択肢が制限されます。



スターアライアンスの世界一周航空券では、ワンワールドの飛行機には乗れないってことだね
予約時にルートと日時を全部決める必要がある
旅行の全てのルートと日時は、予約するときに決める必要があります。
変更やキャンセルはできますが、手数料がかかる場合があります。
フライトの日時変更で、再発券不要の変更は無料です。
ルートの変更は、手数料 125USドル。
出発前のキャンセル料は、ファースト、ビジネスは運賃の5%、エコノミーは運賃の10%かかります。



バックパッカーの世界一周みたいに、その時の気分でルートを自由に変えるのは難しいです
筆者の世界一周航空券の旅【体験談】





私の体験談を紹介します
2024年に母と旅しました。
世界一周航空券は旅行代理店に依頼せず、自分でルートを考え、JALに電話して購入しました。
使用した世界一周航空券 | ワンワールド・エクスプローラー世界一周航空券(3大陸・ビジネスクラス) |
旅の期間 | 2024年8月30日~2024年10月1日 (33日間) |
訪問国数 | 9ヶ国 |
世界一周航空券の | フライト数12フライト |
ルート
ルートは以下の通りです。
名古屋から羽田に行きタイへ、ヨーロッパを周遊してアメリカへ、ニューヨークから羽田に行き名古屋に帰ってくるルートです。
アジア | タイ(バンコク) |
中東・ヨーロッパ | カタール(ドーハ) ↓ ギリシャ(ミコノス島) ↓ スイス(チューリッヒ、ツェルマット) ↓ オーストリア(ブレゲンツ、インスブルック、ザルツブルク、ウィーン) ↓ ハンガリー(ブダペスト) ↓ スペイン(マドリード、バルセロナ) ↓ フィンランド(ヘルシンキ) |
北米 | アメリカ(ダラス、ラスベガス、サンフランシスコ、ニューヨーク) |
赤字の部分はオープンジョーです。
世界一周航空券とは別に、飛行機と電車のチケットを手配しました。



ルール上、中東・ヨーロッパで4フライトまで。
でも、ヨーロッパをもっと周遊したくてオープンジョーにしました
世界一周航空券の旅の感想
海外に行きたいけど、エコノミークラスに長時間乗るのはきつい。
ビジネスクラスなら体が楽なんだろうなー、でもすごく高いし……。
そう思っていたところ、世界一周航空券の存在を知りました。
そして、清水の舞台から飛び降りるつもりで、ワンワールド・エクスプローラー世界一周航空券(3大陸・ビジネスクラス)を購入!


実際にビジネスクラスに乗ったら、思った以上に快適でした。
上の写真は、JALのビジネスクラスです。
14時間を越えるフライトもありましたが、フルフラットシートなら横になれるので、そんなに疲れませんでした。
普通に買ったらとても手が出ないビジネスクラスが、格安で乗れるのは本当にお得!



一緒に旅した70歳の母もビジネスクラスのおかげで、長時間フライトも大丈夫でした


他にも機内食の豪華さや、空港でラウンジが利用できることもビジネスの魅力です。
今まで長く旅することもなく、海外を周遊するのも初めて。
世界の絶景や名所を見られて、特別な旅になりました。
私たちは英語力が低く、旅慣れていませんが、なんとか世界一周できました。



日常では味わえない刺激的な旅で、思い切って行ってみて本当に良かったです
私の旅の様子や世界一周航空券を買った流れは、YouTubeチャンネルで公開しています▼
よかったら、こちらもご覧ください。
世界一周航空券に関するよくある疑問
世界一周航空券に関するよくある疑問をピックアップしました。
コスパが良いのは、どのフライトクラス?
コスパが良いのは、ビジネスクラスです。
スターアライアンスの世界一周航空券のビジネスクラス 1フライトあたりの料金(29,000マイル以内で16フライト乗る場合)を計算すると、44,094円!
2025年8月1日の羽田→ニューヨーク(片道)のANAの料金を調べたところ、ビジネスクラスは622,500円でした(各種税金、燃油サーチャージなどは含まず)
ビジネスクラスの世界一周航空券の料金は、705,500円(各種税金、燃油サーチャージなどは含まず)



2フライト乗れば元が取れます
ファーストも普通の航空券よりお得ですが、ファーストの設定がない便も増えているため、16区間全てファーストというわけにはいきません。
トータルで考えると、コスパが良いのはビジネスクラスです。
モデルルートは?



周遊のイメージがわかないな
例えばどんなルートが組めるの?
スターアライアンスの世界一周航空券 STAR 1(29,000マイル以内)のルート例を作ってみました↓
フライト数 | 日本(羽田)発 |
1 | 台湾(台北) |
2 | タイ(バンコク) |
3 | インド(デリー) |
4 | トルコ(イスタンブール) |
5 | ギリシャ(アテネ) |
6 | イタリア(ローマ) |
7 | スイス(チューリッヒ) |
8 | ドイツ(フランクフルト) |
9 | アメリカ(ニューヨーク) |
10 | アメリカ(ラスベガス) |
11 | アメリカ(ロサンゼルス) |
12 | アメリカ(ハワイ) |
13 | ニュージーランド(オークランド) |
14 | オーストラリア(シドニー) |
15 | 日本(羽田)着 |



アジア→ヨーロッパ→北米→オセアニアに行くルートです
上記のマイルの合計は、28,639マイルです。
フライト数は15、11ヶ国 14都市を周遊するルート。
ビジネスクラスの世界一周航空券の料金は、705,500円です。
各種税金、燃油サーチャージなどの見積額は、ビジネスクラスの場合で190,010円です(料金は変動することがあります)
▼ルート作成について知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
スターアライアンスの世界一周航空券のルート作成とシミュレーション方法を徹底解説!


ワンワールドの世界一周航空券のルート作成とシミュレーション方法を徹底解説!


マイルは貯まる?
航空会社のマイレージプログラムの会員になれば、世界一周航空券のフライトでマイルが貯まります。



ちなみに私は、世界一周航空券の旅でJALのマイルを貯め(ビジネスクラス、CLUB-Aゴールドカード利用)ました
13フライトで42,200マイル貯まりましたよ!
世界一周航空券の旅で貯まったマイルを使って、また海外旅行することも可能です。
どんな人に向いている?
長期(1年以内)の周遊旅行をしたい人に向いています。
世界一周航空券は最大16フライトなので、なるべくたくさん飛行機に乗った方が1フライトあたりの料金が安くなります。
たくさん飛行機に乗って周遊するには、ある程度まとまった日数が必要です。
おおよそ1カ月~の長期旅行がおすすめ。
また、普通の航空券ではなかなか手が出ないビジネスクラスやファーストクラスに格安で乗ってみたい人にも、世界一周航空券は向いています。
【まとめ】世界一周の夢を実現しよう
世界一周航空券は、1 回の予約で世界中の複数の目的地を訪れることができる航空券。
世界一周航空券は3種類あります(2025年1月現在)
- スターアライアンス世界一周航空券
- ワンワールド・エクスプローラー世界一周航空券
- グローバル・エクスプローラー世界一周航空券
コスパが良いのは、ビジネスクラスです。
スターアライアンスの世界一周航空券のビジネスクラス 1フライトあたりの料金(29,000マイル以内で16フライト乗る場合)を計算すると、44,094円!
2025年8月1日の羽田→ニューヨーク(片道)のANAの料金を調べたところ、ビジネスクラスは622,500円でした(各種税金、燃油サーチャージなどは含まず)



2フライト乗れば元が取れます
普通に買うと高いビジネスクラスのチケットが、世界一周航空券ならかなりお得に買えます。
エコノミーの座席での長時間フライトは体力的にもうきつい!という方には、ビジネスクラスが本当におすすめです。
世界一周航空券のルールはややこしいですが、スターアライアンスとワンワールド公式サイトのツールを使えば、自力でルートを組む事が可能です。
まずは、行きたいルートを考えて、ツールに入力してみましょう。
ルールに反しているとエラー表示がでますので、試しにツールを触ってみるのがおすすめです。
▼各アライアンスの世界一周航空券のツールはこちら
料金などは変更になる場合があります。
スターアライアンスとワンワールドの世界一周航空券を比較したい方は、以下の記事をご覧ください↓
【世界一周航空券】スターアライアンスとワンワールドを徹底比較!


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