海外旅行中、毎日着る服の洗濯をどうするか、悩んだことはありませんか?
ランドリーサービスは高くつくし、コインランドリーを探すのも手間。
そんなときに便利なのが、手洗い洗濯です。

実は、ちょっとしたコツと便利なグッズがあれば、ホテルのバスルームでも簡単に洗濯できます
この記事では、手洗い洗濯の基本的なやり方から、旅行に役立つ洗濯グッズまで筆者の体験談を交えて紹介します。
初めての方でもすぐに実践できる内容なので、ぜひ参考にしてください。
海外旅行中の洗濯方法|基本は「手洗い」


長期の旅行や荷物を減らしたい旅では、現地での洗濯が欠かせません。



ホテルでの手洗い洗濯は、意外と簡単
旅行中に手洗い洗濯が便利な理由や、実際にホテルで行う手順、注意点までを丁寧に紹介します。
手洗い洗濯のメリットとは?旅行中に便利な理由


海外旅行中の洗濯方法には、いくつかの選択肢があります。
- 自分で手洗いする
- コインランドリーに行く
- ホテルに備え付けの洗濯機を使う
エアビーやアパートメントタイプ以外の普通のホテルには、セルフで使える洗濯機がないケースも多い - ホテルのランドリーサービスを使う
この中で、もっとも手軽でコストを抑えられるのが手洗いです。



手洗い洗濯のメリットを紹介します!
手洗いのメリット
どこでも洗える
洗面台やシャワールームがあればOK
設備の有無に左右されず、すぐに洗濯できます。
お金の節約になる
ホテルのランドリーサービスやコインランドリーは意外と高額。
ホテルのランドリーサービスはシャツ1枚で5〜10ドル、コインランドリーでも1回の洗濯+乾燥で6〜10ドル程度。
※料金は国や場所によって幅があります



手洗いなら無料
荷物を減らせる
こまめに洗えば服の枚数が少なくて済み、スーツケースも軽くなります。
衛生面でも安心
海外のコインランドリーは、清潔ではないことも。
自分で洗えばその心配もありません。
時間を有効に使える
順番待ちの必要がなく、自分のペースでさっと洗って干せばOK



コインランドリーって、空き待ちや終了時間を気にしなきゃいけなくて、けっこう時間を取られるんですよね
ホテルで手洗いする基本ステップ


ホテルの洗面台やバスタブを使えば、簡単に衣類を手洗いできます。
以下のステップを参考にして、いつでも清潔な服で快適な旅を楽しみましょう。
旅先での手洗い洗濯には、特別な道具がなくても大丈夫。
まずは、身の回りにあるものでできる範囲で準備してみましょう。
洗剤
小分けの洗濯用洗剤があればベストですが、なければホテルのボディソープでも代用可能。
洗う容器
洗面台を使えばOK(抵抗がある人は、洗濯袋を用意するのがおすすめ)
栓がなければ、ビニール袋で代用する方法もあります。
水を吸うタオル
速乾タオルがあれば便利ですが、ホテルのタオルでも十分対応できます。
干す道具
ハンガーは、ホテル備え付けのものを利用してもOK
持ち運びできる小型のピンチハンガーや洗濯ロープがあると、より快適です。



最低限これだけあれば、簡単な洗濯は可能です
旅行用に便利な洗濯グッズについては、先の項目で詳しく紹介します。
洗面台にぬるま湯をため、洗剤を溶かします。
衣類を入れて、5〜10分ほど浸け置きすることで汚れが浮き上がり、洗いやすくなります。
浸け置きが終わったら、やさしくもみ洗いをします。
特に汚れが気になる部分(襟元・袖口など)は、重点的にこすり洗いすると効果的です。



シワになりにくいよう、力を入れすぎないのがコツ
泡が残らないよう、2〜3回に分けて水を替えながらよくすすぎます。
洗剤が残ると肌荒れやニオイの原因になるため、丁寧にすすぎましょう。
乾きやすくするために、衣類をタオルに挟んで軽く押しながら水分を取ります。
ぎゅっと絞るよりも生地への負担が少なく、シワになりにくいです。
浴室のタオルバーや、持参したロープを使って干します。



風通しのよい場所に干すのが、早く乾かすコツ
できればエアコンの風が届く浴室の外や、窓際にハンガーをかけるのがおすすめです。
手洗い洗濯で気をつけたいポイント


旅先での手洗い洗濯は気軽にできて便利ですが、意外な落とし穴も。
事前に知っておきたい注意点を紹介します。
衣類は「乾きやすさ重視」で選ぶ
衣類は乾きやすい素材を選ぶのがポイントです。
綿100%のTシャツやデニムは乾くのに時間がかかり、湿気の多い地域では翌日も生乾きのまま……なんてことも。



ポリエステルやナイロンなど速乾性のある素材を選べば、夜に洗っても翌朝には着られる可能性が高くなります
また、厚手の服やおしゃれ着、デリケートな素材は手洗いに不向きなので、洗いやすくて気軽に扱える服を選ぶことが大切です。
洗濯物を干す場所に注意する
ホテルの部屋で洗濯物を干すときは、どこに干すかをよく確認しましょう。
バスルームの天井にあるスプリンクラーに洗濯ロープをかけるのは危険!
もし誤作動を起こすと、部屋中が水浸しになる可能性もあります。
また、ホテルのベランダに干すのも要注意。



たとえばハワイのホテルでは、景観や落下防止の観点からベランダ干しを禁止しているところが多いです
ホテルのルールを確認しましょう。
室内で干すなら、タオルバーやクローゼットのポールなどを活用すると安心です。
物干しロープや小型のピンチハンガーがあると、限られたスペースでも効率よく干せます。
海外旅行に持っていきたい!手洗い洗濯の便利グッズ7選
手洗い洗濯をスムーズにするために、あると便利なグッズをご紹介します。
かさばらず、荷物にもなりにくいアイテムばかりなので、旅のスタイルに合わせて取り入れてみてください。
気になるグッズがすぐに見つかる早見表▼
洗濯袋 | アタック どこでも袋でお洗たく Zablu(ザブル)洗濯バッグ |
洗剤 | 旅人の洗剤 |
洗濯ロープ | 洗濯ばさみ付きロープ 折りたたみハンガー&ロープセット |
ハンガー | 物干しハンガー 8ピンチ |
速乾タオル | SWANS(スワンズ)ドライタオル |
手洗いに便利な洗濯袋&洗剤
手洗いに役立つ洗濯袋と洗剤を厳選して紹介します。
アタック どこでも袋でお洗たく
ホテルの洗面台が使えなくても大丈夫!場所を選ばず、どこでも手軽に洗濯できる便利グッズ。
海外旅行中、「洗面台が汚れていて洗濯する気になれない……」という経験はありませんか?



そんな時に活躍するのが、アタック どこでも袋でお洗たくです
「アタック どこでも袋でお洗たく」は、水を入れてチャックを閉めるだけで、どこでも手洗い洗濯ができる専用袋タイプの洗濯キットです。
セット内容 | 洗濯袋1枚 使い切りタイプのアタックZEROが3袋(各10g) |
洗濯袋のサイズ(約) | 31.5cm×33cm |
水の容量 | 最大5L |
ただし、袋に入れる水の量5Lに対し、洗剤の適量は1.7gなので、付属洗剤はやや多め。


入れる衣類の目安は、パンツ1枚・靴下1足・Tシャツ1枚・タオル(小)1枚です。
使用方法も簡単!
- 水と洗剤を袋に入れる
- 洗濯物を入れてチャックを閉める
- もみ洗い or つけおき洗い
- 排水口から水を抜いてすすぎ
洗い終えたら、使った袋は洗濯物と一緒に干すだけ。
- キャップ付き排水口付きで、すすぎが簡単
- 三重チャックで水漏れなし
- マチ付きで自立するので、つけ置きも可能
- 洗剤に触れずに洗えて手が荒れにくい
- 軽くて持ち運びに便利
- 約20回はくり返し使用可能
ジップロックでも代用できそう?と思う方もいるかもしれませんが、洗濯専用袋は使い勝手が良くて丈夫です。



実際に33日間の旅行に「アタック どこでも袋でお洗たく」を持っていき、2日に1回は洗濯しましたが、すごく便利でした!
壊れることなく使えましたよ
旅行先での洗濯に、衛生的で便利な一品です。
Zablu(ザブル)洗濯バッグ
バックパッカー経験者が立ち上げたブランド Solo Sapiens(ソロサピエンス)が開発した、洗濯バッグです。
バッグのサイズは、5Lと10Lの2種類あります。
<5L>
下着や靴下用、水を入れた重さは約2kg
サイズ(約) | 使用時:高さ30cm×横15cm×直径18cm 収納時:たて14cm×横28cm×厚さ3cm |
重量(約) | 200g |
<10L>
Tシャツ3枚程度、水を入れた重さは約5kg
サイズ(約) | 使用時:高さ40cm×横20cm×直径20cm 収納時:たて16cm×横32cm×厚さ2cm |
重量(約) | 245g |
凸凹シート付きの内側構造で泡立ちやすく、しっかり洗えるのが特長。
「アタック どこでも袋でお洗たく」も手軽で便利だけど、もっとしっかり洗いたい人には「Zablu」がおすすめです。
使用方法も簡単!
- 洗濯物・水・洗剤をバッグに入れる
- 入口を3回折り返してバックルでとめる
- 振ったり揺らしたりして泡立て洗い
脱水方法
- 口を開けて、手で押しながら脱水
- 水を入れ替えて、数回繰り返しすすぎ
- 最後に手でしっかり絞って脱水
洗い終えたら、使った袋は洗濯物と一緒に干すだけ。
- 内側の凸凹シートで泡立ちやすい
- 5L・10Lの2サイズ展開で、洗濯量に合わせて選べる
- 洗剤に触れずに洗えて、手が荒れにくい
- 丈夫な厚手ナイロン製で繰り返し使える
シート型洗剤「旅人の洗剤」
1回分ごとに使える薄くて軽いシート状の洗剤は、必要な分だけちぎって使える仕様。
シートのサイズは、約5.5cm×8.5cmです。


1枚で約1kgの洗濯物に対応できる優れモノです。



液体ではないので、機内持ち込みもOK
荷物の中でこぼれる心配もありません
干し場所に困らない!洗濯ロープ&ハンガー
旅先で意外と困るのが、洗濯物の干し場所。



おすすめの洗濯ロープ&ハンガーを紹介します
洗濯ばさみ付き物干しロープ
旅先での洗濯に欠かせないのが、コンパクトで設置しやすい物干しロープ。
このロープは、洗濯ばさみ&ストッパー付きで、干した服が真ん中に寄ってしまうストレスを解消してくれます。



洗濯ばさみの間にストッパーが付いているので、洗濯物が寄りにくく、乾きやすいんです
ゴム製ロープは最長3mまで伸び、フックで簡単に取り付け可能。
ポールなどに引っかけるだけで、あっという間に物干しスペースが完成します。
ロープのサイズ(約) | 長さ:190cm ストレッチ 最長:330cm 直径:5mm |
洗濯バサミの数 | 12個 |
ストッパーの数 | 13個 |
- ストッパー付きで洗濯物が寄らない
- 洗濯ばさみの間隔を自由に調整できる
- フックで簡単に設置可能
- 折りたたんでコンパクトに収納可能
- 収納ポーチ付きで持ち運びに便利



使わないときは小さく折りたたんで、付属の収納ポーチにスッキリ収納できます
折りたたみハンガー6個&洗濯ロープセット
海外旅行中、意外と困るのがハンガー不足。
そんなときに頼りになるのがこの「折りたたみハンガー6個&洗濯ロープ1本セット」です。
ロープは約5mと長めで、室内でも屋外でも設置の自由度が高く、干す場所に困りません。
さらに、ロープにはハンガーを通す専用の仕切り(穴)があるので、洋服が片寄らず、風通しよく干せるのもポイント。
ハンガーは折りたたみ式で、コンパクトに収納可能。
しかも、2段階にサイズが変えられる仕様になっています。



子供服にも大人用にも使えて便利です
キャミソールなどの肩紐がずれにくい凹み付きなのもうれしい工夫。
- ロープは約5mと長く、場所を選ばず使える
- ロープに仕切り付きでハンガーが片寄らない
- 持ち運びに便利なコンパクトサイズ
- 2段階調整できるハンガー
- 1,000円以下で買える高コスパアイテム



洗濯ばさみや物干しロープだけでは干しきれない、Tシャツやシャツ類の乾燥にも重宝します
物干しハンガー 8ピンチ
下着や靴下を省スペースでしっかり干せる!
タオルハンガーなど、ちょっとした出っ張りに引っかけるだけで使えて便利です。
小ぶりなサイズながら、8つの洗濯ばさみが付いていて、靴下や下着などの小物をまとめて干すのにぴったりです。


サイズ(約) | 幅14.5×奥行20×高さ18cm |
重量(約) | 75g |


フック部分は折りたたみ式で、コンパクトに収納可能。



重ならずに干せるので、乾きも良いです!
脱水に便利な速乾タオル
手洗い洗濯のあと、「なかなか乾かない」と困ったことはありませんか?
そんな時に便利なのが、SWANSのドライタオル。
薄手で軽いのに、吸水力に優れたマイクロファイバー製の速乾タオルです。
サイズ(約) | 40cm×100cm |
洗濯物を手で絞ったあとに、ドライタオルで包んで押さえるだけで、乾きが早くなります。



軽くてかさばらず、荷物にもなりません
洗濯物を乾かす時間を短縮したい人におすすめです!
海外旅行向け|手洗い洗濯用洗剤の選び方と注意点


海外旅行中の手洗い洗濯には、コンパクトで扱いやすい専用の洗剤を選ぶのがポイントです。
ここでは、旅行に持っていく洗剤の種類や選び方、気をつけたいことを分かりやすく紹介します。
洗剤のタイプは主に4種類
手洗い洗濯に使える洗剤には、以下のようなタイプがあります。
粉末タイプ
軽くて持ち運びやすい反面、湿気やこぼれに注意。
使い切りサイズに小分けしておくのがおすすめです。
液体タイプ
泡立ちがよく扱いやすいですが、機内持ち込みには注意が必要。
100ml以下の容器に入れて、ジッパー付きの透明袋に入れる必要があります。
チューブ入りタイプ
歯みがき粉のように使えて便利。
液体洗剤と同様に、機内持ち込みは容量制限に注意。
シートタイプ
軽くてかさばらず、必要な分だけちぎって使えます。
液漏れの心配がなく、機内持ち込みも問題なし。



だいたい1枚で洗濯物1kgが目安
中でも、軽量・コンパクトで機内持ち込みもしやすいシートタイプが、手軽で便利。
チューブタイプも使いやすいですが、短期旅行では少しかさばる点が気になるかもしれません。
旅行先の水質に注意
行き先によって、水の硬度に違いがあります。
ヨーロッパの水道水は硬水(カルシウムやマグネシウムが多く含まれる水)が多いため、粉末洗剤は溶けにくいことも。



硬水には、液体タイプやシートタイプが向いています
渡航前に目的地の水質(硬水か軟水か)を調べておくのがおすすめです。
パッケージやラベルの表示も大事
小分け容器を使う場合は、「Laundry Detergent」などと明記しておくと、空港の保安検査でのトラブルを防ぎやすくなります。



無地の容器に入れ替えるよりも、できれば購入時のパッケージのまま持っていく方が安心です
海外旅行中の手洗い洗濯に関するよくある質問
海外旅行中の手洗い洗濯に関するよくある疑問をピックアップしました。
どんな服を持っていくのが洗濯しやすい?
海外旅行中に手洗いすることを前提にするなら、持っていく服の素材選びが大切です。



洗濯しやすく、乾きやすいものを選ぶと、旅先での洗濯もぐっと楽になります
洗濯しやすい服のポイントは、以下の3つ。
乾きやすい素材を選ぶ
ポリエステルやナイロンなどの化繊素材は、吸水性が低く、乾きが早いのが特徴。
綿100%よりも乾きやすいので、部屋干しでも安心です。
厚手の服・デニムは避ける
厚手のトレーナーやジーンズは、乾くのに時間がかかり、旅先での手洗いには不向きです。



ただし、汗をかいていない日や短時間しか着ていない場合は、洗わないのもアリ
寒い地域に行くなら、軽くて暖かいインナー(ヒートテックなど)を重ね着して、アウターはできるだけ汚さずに着続けると洗濯の手間が減らせます。
シワになりにくい服を選ぶ
アイロンが必要な素材は、旅行中は手間になります。
シワになりにくい素材やデザインを選ぶと、洗ったあとそのまま着られて便利です。
服にシミをつけてしまったらどうする?
旅先で食事中にソースやコーヒーをこぼしてしまった……そんなときも焦らず対応すれば大丈夫です。
シミは時間との勝負!
気づいたらできるだけ早く応急処置をしましょう。
すぐに水で軽くたたく
ハンカチやティッシュに水を含ませて、汚れた部分を優しくたたきます。
こすらず、叩くようにするのがポイントです。
その日のうちに手洗い
シミは放置すると定着しやすいため、早めの対処が大切です。
洗剤をつけて軽くもみ洗いすることで、落ちやすくなります。



また、携帯できるしみ抜きペンが1本あると、外出先でもすぐに対処できて便利です
\しみ抜きペン/
ペン型なのでかさばらず、ポーチやバッグにも入れやすいのが魅力。
カフェや機内でのうっかり汚れにも対応できるので、シミが気になる方は念のため持っておくと安心です。
手洗いって面倒じゃない?デメリットは?
手洗いは、洗濯機に比べて手間がかかります。
洗剤を溶かして、もみ洗いして、すすいで、手で絞って……と工程が多く、毎日となると面倒に感じるかもしれません。
また、脱水力はどうしても洗濯機に劣るため、乾くまでに時間がかかります。



とはいえ、旅行で手洗いするのは下着やハンカチ、トップスなどの軽い衣類が中心
洗濯袋や速乾タオル、物干しロープなどの便利グッズを活用すれば、手間はぐっと軽減できます。
洗ったあと、どれくらいで乾くの?
乾くまでの時間は、素材・気温・湿度・風通しによって大きく変わりますが、基本的に、速乾性のある素材の衣類なら半日~1日程度で乾くことが多いです。



例えば、薄手のシャツや化繊の下着なら、夜に洗って部屋に干しておけば翌朝には乾いているケースがほとんど
また、速乾タオルで水分を挟み取る、エアコンの風が当たる場所に干すなど、乾かす工夫をすることで、より短時間で乾かせます。
ホテルの石けんやボディソープは、洗濯洗剤の代用になる?
軽い汚れの洗濯なら、ホテルの石けんやボディソープでもある程度は代用可能です。
ただし、洗濯用洗剤に比べると洗浄力が弱く、ニオイや皮脂汚れが落ちにくいこともあります。



洗剤を忘れたときの応急処置には便利ですが、頻繁に洗濯するなら専用洗剤の持参がおすすめです
【筆者の体験談】33日間・9か国旅行で実践した手洗い洗濯



私が、海外旅行で手洗い洗濯した体験談を紹介します!
旅行日数 | 33日(2024年秋) |
宿泊先 | ホテル(洗濯機なし) |
人数 | 母と2人 |
渡航先 | タイ、カタール、ギリシャ、スイス、オーストリア、ハンガリー、スペイン、フィンランド、アメリカ |
世界一周航空券で行った33日間・9か国旅行について知りたい方は、以下の記事をどうぞ。
【ビジネスクラス】世界一周航空券で33日間世界一周!英語力ゼロだけど行ってみた
私の洗濯スタイル
宿泊先はホテルで、洗濯機はなし。
海外のコインランドリーは、洗濯機・乾燥機のパワーが強く衣類を傷めることがあるらしいと聞いて、手洗い洗濯でいこう!と決めていました。
持っていった洗濯グッズはこちら
- アタック どこでも袋でお洗たく(洗濯袋)
- 洗濯ロープ(5m)
- 折りたたみハンガー×2
- 洗濯ばさみ8個付きハンガー
私はすごく綺麗好きというわけじゃないけど、ホテルの洗面台で洗濯するのは少し抵抗があって、洗濯袋を持っていきました。
洗濯袋は「アタック どこでも袋でお洗たく」です。


こんなふうに、洗面所に洗濯袋を置いて洗濯しました。
マチがしっかりあるので、洗濯袋が自立して安定がよいです。



洗剤は使わず、ホテルのボディソープを水に入れました
「アタック どこでも袋でお洗たく」には、使い切りタイプのアタックZEROが3袋(各10g)付いています。
ただし、袋に入れる水の量5Lに対し、洗剤の適量は1.7gなので、付属洗剤はやや多め。



洗剤のパウチを開けて、余らせておくのも保存が難しいな…と結局使わず
旅行前に、ミニボトルに入れおけば良かったです。
\1日の1人分の洗濯物はこのくらい/


1度の洗濯は、ハンカチ・靴下・下着・Tシャツくらい。
旅先が涼しくてあまり汗をかかなかったので、長袖のシャツなどは洗わずインナーを中心に洗濯しました。



洗い方は30分程つけ置きしてから、袋を振ったり、もみ洗い
水を入れ替えてすすいだ後は、排水口から水を捨てます。
この排水口が優れもの!
洗面所に水が捨てやすいです。



ある程度水を捨てたら、洗濯物を袋の上から押して水を出して、さらに水を捨てます
最後は手でしぼって、それからホテルのタオルに挟んで脱水。
けっこうタオルドライが大事で、しっかりタオルドライしないと乾きが悪くなります。
ただ、ホテルのタオルが余分にないことも……。
そうすると、洗濯物の水分を吸ったタオルで、お風呂上がりに体を拭くはめに。
吸水速乾のタオルを持っていけばよかったです。


洗濯物は、ロープを張って干しました。
ロープがないとある程度の量の洗濯物が干せないので、持っていって良かったです!
ロープは5mあるんですが、ちょっと長くて場所によっては二重にして使っていました。


タオルハンガーなどにロープを掛けました。
壊れやすそうな場所やスプリンクラーは、要注意。



ロープを掛けても平気な場所を探して、洗濯物を干しました
折りたたみハンガー×2と洗濯ばさみ付きハンガーを持っていきましたが、すごく便利でした。
ホテルのハンガーは、洗濯物以外の服を掛けるのに使うため、洗濯物用のハンガーが活躍!


洗濯ばさみ付きハンガーに洗濯物を吊している写真を撮り忘れましたが、こういうのです↑
持って行った服の量
33日間の旅行に持っていった衣類はこちら↓
アウター | マウンテンパーカー×1 ウルトラライトダウン×1 |
トップス | 薄手のフリース×1 長袖シャツ×1 長袖カーディガン×1 Tシャツ×2 |
ボトムス | パンツ×2 |
ワンピース | エアリズムのワンピース×1 |
インナー | ブラトップ×3 エアリズムのショーツ×3 ヒートテックのTシャツ×1 靴下×4 タイツ×1 |
水着 | 水着×1 |
赤字が洗濯した衣類です。
旅先が涼しくてあまり汗をかかなかったので、インナーを中心に洗濯しました。
大変だったこと
洗濯物が、なかなか乾かないときが大変でした。
綿(綿100%ではない)が入っているブラトップや靴下が、1晩で乾かないことがありました。



翌朝、ドライヤーでどうにか乾燥
同じホテルに2泊するなら干しておけばよいですが、移動日だったので焦って乾かしました。
綿が入っていると、乾きにくいですね。
それから、エアコンをつけない時期に旅する場合、洗濯は早めの時間にして、乾燥の時間が多くとれるようにするのがおすすめ。



夜洗濯すると、朝になっても乾いていないことも…
逆に、カラッとした気候のギリシャに行ったときは、部屋干しして窓を開けておいたら短時間で乾きました。
海外旅行中の手洗い洗濯は、ちょっとした工夫と便利グッズがあれば意外と簡単。
荷物を減らして身軽に旅ができるうえ、コインランドリーに行く手間や時間も省けます。



ぜひチャレンジしてみてくださいね!
旅の快適さをさらにアップさせたい方は、こちらの記事もチェック!
便利なのは洗濯グッズだけじゃありません。
「こんなのがあったら助かる!」というアイテムを厳選してまとめました。


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